今のコーヒーになるまで
- 焙煎の発見 -
2022.03.08
ある日のTaro’s LINEトーク

前回はコーヒーの起源ともなるコーヒーの木の発見について説明しました。
コーヒーの発見には諸説あり、前回はその中でも有名な、カルディの伝説とシークオマールの伝説について書いているのでこちらも合わせてご覧ください。
今回は、コーヒーの木がどうやって今の液体状になって広まっていったのかを解説していきます。
– memo –
偶然の発見!?
コーヒーの製法
みなさんは、普段飲まれているコーヒーの製法についてどれぐらいご存じですか?
基本的な流れは
豆の焙煎
焙煎後ミルで細かくする
ドリップ
大まかに言うとこのようになります。
インスタントの場合は焙煎されたものを、ドリップしてコーヒーを作っています。
※大体の流れで全てのものが同じではありません。
▼焙煎の様子▼

コーヒーの焙煎
この焙煎について、今では当たり前になっていますがよくよく考えてみるとなんで、元々の赤色のコーヒーの木の実から実をとって中の種をわざわざ煎るということになったのでしょうか?
そんなの美味しいからいいじゃん?
って思うかもしれませんが、最初にTaro’sたちもいっていた通りなんで液体のコーヒーができたのか、元々コーヒーが飲めなくて苦手だった私も気になっていました。
今では、コーヒーというものが有名になりすぎて、元々どんなものからできているのかも知らない人が多いと思います。
|2つの伝説
コーヒーの木の発見には2つの有名な説があります。こちらは前回の記事で紹介しているのでそちらをご確認ください。
▶︎ コーヒーの起源
こちらの伝説ではどちらもコーヒーの木からなった実を食べたという言い伝えはありますが、その実を焙煎して現在のようにして飲まれたようなことはありませんでした。
|焙煎の発見
どうやって今のような状態になったのか?
コーヒーの実から焙煎されるようになったのは15世紀中頃と言われています。
ではどうやって発見されたのか。
一番有力な説として、山火事が起源とされています。
なぜ焙煎方法ができたのか、これは単なる偶然という結果になります。
拍子抜けかもしれませんが、他の飲み物のことを考えてコーヒーだけが焙煎やドリップなどのことを考えると自然なのかもしれません。
|山火事
山火事が鎮火した後に山に行くと、コーヒーの気が焼けて香ばしいいい匂いが漂っていたそうです。
そして足元には、コーヒーの木から実っていたコーヒーの豆が大量に落ちていたそうです。
確かにこれは、いい匂いがしそうですね。

|焙煎の豆知識
焙煎とは、コーヒーの生豆を加熱して香りと風味を引き出し、また豆の細胞の組織を膨張させることです。
焙煎には、様々な種類があり熱風式や直火式などがあります。
方法だけでなく、生豆を煎る時間によってもコーヒーの風味が変わります。
簡単にいうと浅煎りと深煎りと煎る時間によって風味が変わるのですが、深煎りになるに連れて苦味が強くなっていきます。
コーヒーの日本進出
このようにして発見されたコーヒーですが、日本にはどのようにして入ってきたのか?
初めて日本に伝えられたのは、鎖国中の日本にオランダ人の商人が持ち込んだのが最初とされています。しかし、その当時日本ではこのコーヒーの独特な香りや苦味に馴染めることができず広まりませんでした。
その約200年後に医者のシーボルトが健康によく薬にもなることを説き日本でも普及していきました。
まとめ
今回はコーヒーが今の形になるまでにどのようなことがあったのかを紹介しました。
結果的には、偶然が重なりコーヒーの焙煎という方法が発見され今ではこの焙煎してコーヒーを飲むことが当たり前の常識になっています。
コーヒーを飲む時にもいい匂いがしますが、焙煎をしている時にもいい香りがします。
コーヒーの香りにはリラックス効果などがあり、コーヒーを飲んで落ち着く方も多いと思います。山火事が起こり鎮火した後は、どんな匂いがしたのでしょうか。ちょっと気になりますね。
TSUBOCOFFEEは、他にも美味しいコーヒーの淹れ方やコーヒーの効果についての解説などコーヒーに関する記事をあげております。また、オリジナルブレンドのコーヒー豆の販売やTaro’s Familyの商品の販売もしておりますので是非こちらもよろしくお願いいたします。
TSUBOCOFFEEオリジナルキャラクターのTaro’s Familyの簡単な紹介はサイドバーでご覧ください。
今のコーヒーになるまで
-焙煎の発見-
2022.03.04
ある日のTaro’s LINEトーク

前回はコーヒーの起源ともなるコーヒーの木の発見について説明しました。
コーヒーの発見には諸説あり、前回はその中でも有名な、カルディの伝説とシークオマールの伝説について書いているのでこちらも合わせてご覧ください。
今回は、コーヒーの木がどうやって今の液体状になって広まっていったのかを解説していきます。
– memo-
山火事からの発見!?
コーヒーの製法
みなさんは、普段飲まれているコーヒーの製法についてどれぐらいご存じですか?
基本的な流れは
豆の焙煎
焙煎後ミルで細かくする
ドリップ
大まかに言うとこのようになります。
インスタントの場合は焙煎されたものを、ドリップしてコーヒーを作っています。
※大体の流れで全てのものが同じではありません。
▼焙煎の様子▼

コーヒーの焙煎
この焙煎について、今では当たり前になっていますがよくよく考えてみるとなんで、元々の赤色のコーヒーの木の実から実をとって中の種をわざわざ煎るということになったのでしょうか?
そんなの美味しいからいいじゃん?
って思うかもしれませんが、最初にTaro’sたちもいっていた通りなんで液体のコーヒーができたのか、元々コーヒーが飲めなくて苦手だった私も気になっていました。
今では、コーヒーというものが有名になりすぎて、元々どんなものからできているのかも知らない人が多いと思います。
|2つの伝説
コーヒーの木の発見には2つの有名な説があります。こちらは前回の記事で紹介しているのでそちらをご確認ください。
▶︎コーヒーの起源
こちらの伝説ではどちらもコーヒーの木からなった実を食べたという言い伝えはありますが、その実を焙煎して現在のようにして飲まれたようなことはありませんでした。
|焙煎の発見
どうやって今のような状態になったのか?
コーヒーの実から焙煎されるようになったのは15世紀中頃と言われています。
ではどうやって発見されたのか?
一番有力な説として、山火事が起源とされています。
なぜ焙煎方法ができたのか、これは単なる偶然という結果になります。
拍子抜けかもしれませんが、他の飲み物のことを考えてコーヒーだけが焙煎やドリップなどのことを考えると自然なのかもしれません。
|山火事
山火事が鎮火した後に山に行くと、コーヒーの気が焼けて香ばしいいい匂いが漂っていたそうです。
そして足元には、コーヒーの木から実っていたコーヒーの豆が大量に落ちていたそうです。
確かにこれは、いい匂いがしそうですね。

|焙煎の豆知識
焙煎とは、コーヒーの生豆を加熱して香りと風味を引き出し、また豆の細胞の組織を膨張させることです。
焙煎には、様々な種類があり熱風式や直火式などがあります。
方法だけでなく、生豆を煎る時間によってもコーヒーの風味が変わります。
簡単にいうと浅煎りと深煎りと煎る時間によって風味が変わるのですが、深煎りになるに連れて苦味が強くなっていきます。
コーヒーの日本進出
このようにして発見されたコーヒーですが、日本にはどのようにして入ってきたのか?
初めて日本に伝えられたのは、鎖国中の日本にオランダ人の商人が持ち込んだのが最初とされています。しかし、その当時日本ではこのコーヒーの独特な香りや苦味に馴染めることができず広まりませんでした。
その約200年後に医者のシーボルトが健康によく薬にもなることを説き日本でも普及していきました。
まとめ
今回はコーヒーが今の形になるまでにどのようなことがあったのかを紹介しました。
結果的には、偶然が重なりコーヒーの焙煎という方法が発見され今ではこの焙煎してコーヒーを飲むことが当たり前の常識になっています。
コーヒーを飲む時にもいい匂いがしますが、焙煎をしている時にもいい香りがします。
コーヒーの香りにはリラックス効果などがあり、コーヒーを飲んで落ち着く方も多いと思います。山火事が起こり鎮火した後は、どんな匂いがしたのでしょうか。ちょっと気になりますね。
TSUBOCOFFEEは、他にも美味しいコーヒーの淹れ方やコーヒーの効果についての解説などコーヒーに関する記事をあげております。また、オリジナルブレンドのコーヒー豆の販売やTaro’s Familyの商品の販売もしておりますので是非こちらもよろしくお願いいたします。
TSUBOCOFFEEオリジナルキャラクターのTaro’s Familyの簡単な紹介はサイドバーでご覧ください。